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Kawai Project Vol.2 

2016/2017 あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ

『まちがいの喜劇』

終了しました!

1378人の方にご来場いただきました。

​ありがとうございました!

※U25の前売チケットは引換券扱いとなります。
当日受付で年齢が確認できる証明書をご提示下さい。入場券にお引換いたします。

★アフタートーク ゲスト

 8日マチネ 高野しのぶさん髙橋洋介、梶原航、寺内淳志、沖田愛

 9日ソワレ 中井美穂さん

10日マチネ スタッフ・トーク        司会:河合祥一郎

 シェイクスピアの初期喜劇『まちがいの喜劇』は、人のアイデンティティを支える社会的な関係性が破綻したときに自分が自分でなくなる恐怖を笑いとともに描いた、人間性の本質に迫る作品です。

 

 取り違いのおもしろさの陰にアイデンティティ崩壊の恐怖など重要な主題が隠れています。Kawai Projectでは、これまでのシェイクスピア研究をしっかり踏まえつつ、「時計」がこの作品を読み解くカギとなるモチーフとなるという新たな解釈に基づいた公演となります。なお、河合のこの解釈は、日本シェイクスピア協会の学術定期刊行物Shakespeare Studies: The 400th Anniversary Special Issue, vol. 53 (2015)に”‘The hours come back!’: Significant Inconsistencies in The Comedy of Errors”として発表されています。学術研究をそのまま舞台に反映させるのが本公演の最大の狙いですが、小さなお子さんがご覧になっても大笑いで楽しめる舞台にしなければならないと考えています。 「シェイクスピアってこんなに笑えるものなの?」と思って頂けたら幸いです。

 

 この公演のために新たに訳出をしますが、脚韻(ライム)をすべて訳出します――ものすごく大変な作業です!!!――ので、台詞の面白さをぜひ味わってください。そのあたりも、これまでのシェイクスピアと一味ちがった味わいになることでしょう。

 

 シェイクスピアの台詞の音楽性を大事にしたいと願い、このたびの舞台ではエリザベス朝時代に大いに用いられた楽器ヴィオラ・ダ・ガンバの生演奏があります。言葉と音楽のコラボもお楽しみください!

CAST

 

(TRASHMASTERS)

髙橋洋介

アンティフォラス兄・弟(二役)

原康義

(文学座)

​シラクサの商人イジーオン、

​エフェソスの商人バルサザー

小田豊

金細工師アンジェロ

岩崎加根子

(俳優座)

修道院長エミリア

ドクター・ピンチ

島本和人

(新宿梁山泊)

青井そめ

(俳優座)

修道女・召し使い

STAFF

 

翻訳・演出     河合祥一郎            衣裳        月岡彩

音楽        後藤浩明             ヘアメイク     武井優子

美術        平山正太郎            舞台監督      本郷剛史

演出助手      稲葉賀恵             宣伝デザイン    荒巻まりの

照明        富山貴之             制作        玉塚充

音響        星野大輔             制作補・票券    新居朋子

【企画・制作】Kawai Project、株式会社タマプロ

【協力】岡村本舗、劇団俳優座、TRASHMASTERS、文学座

​【共催】あうるすぽっと(公益財団法人としま未来文化財団)

​【後援】新国立劇場

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